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ベルギーサッカー、ベルギーリーグ関係の書き殴りブログです

RシャルルロワSC

ニースケンス・ケバノ、エボニー・シュー受賞

ベルギーリーグでプレーする、年間最優秀アフリカ人選手に与えられる、2015年の「ベルギー・エボニー・シュー」が発表され、シャルルロアのコンゴ民主共和国代表MFニースケンス・ケバノが受賞しました。







PSGの下部組織出身で、フランスの各年代別代表にも選出され、2011年にPSGでプロデビューしたケバノだったが、2012-2013シーズンにカーンにレンタル移籍するも、結果を残せず、2013年にシャルルロアへ移籍しました。昨シーズンは27試合5得点と定着すると、今シーズンは27試合11得点の活躍で、シャルルロアの初のプレーオフ進出に貢献。ベルギーリーグ屈指のアタッカーに成長しました。

高いキック精度と突破力が優れ、シャルルロアのカウンターサッカーを支える最重要な核として、今シーズンは大きく活躍しました。コンゴ民主共和国代表では、背番号10でプレーしており、将来が期待されています。現在はアンデルレヒトをはじめに、数多くのクラブからオファーが来ていると、ベルギーのメディアでは騒がれています。

<a href="http://ameblo.jp/rcsc/entry-12019765772.html">ゼブラス、宿敵スタンダールを破る</a>

ベルギーリーグプレーオフ第4節の試合結果です。

シャルルロア-スタンダール・リエージュ



5年連続のプレーオフ出場のスタンダールと、
今シーズンは初めての出場となるシャルルロア。
ワロンの両雄が、プレーオフで初めてぶつかり、
スタッド・ペイ・ドゥ・シャルルロアは、
チケットが早々に売れ、14000人の超満員になりました。

試合は、序盤からシャルルロアのペース。
シャルルロアは、堅守速攻を得意とするチームで、
スピードに優れる2列目の4人を中心に、
一気にゴールに襲いかかるチームです。
特に目立つのは、センターハーフのニースケンス・ケバノと、
右サイドのデュメルシ・エンドンガラの、
コンゴ民主共和国の主力を担うコンビが中心となり、
右サイドから一気にゴール前へ突破を狙います。

対するスタンダールは、シャルルロアの守備に手を焼き、
中盤のトレベル、エノーが展開がままならぬ状況。
前節のゲント戦でも見られたとおり、
チーム状況が上手く行ってないように見られました。

39分、ゼブラスの攻撃のキーマンであるエンドンガラが
右サイドでボールを受け取り、アンドラーデをかわしてクロス。
これをCFのクリバリーがスルーすると、
逆サイドから走ってきた、フローラン・タンモンが押し込み、
シャルルロアが宿敵から先制点を奪います。
躍動感がある攻撃を売りとするチームだけに、
詰めの人数が少なくなりがちのロングカウンターも、
献身的なダッシュで補います。

先制すると強いシャルルロアは、
後半も会場の声援に押され、ゲームを支配。
守備陣もフランスで300試合以上に出場した、
ニコラ・ペントーを中心とした守備で、スタンダール攻撃陣を完封。
スコアは1点で終わったものの、内容的には完勝。
順位を4位に上げ、首位クルブとの差を5に縮めました。


フェリス・マッズ監督が就任後、2年目になる今季は、
大幅な補強はないものの、チームの完成度を高めてきました。
プレーオフ初出場ながら、すでに2勝しており、
今後の6試合にて、警戒しなければいけないチームになっています。

<a href="http://ameblo.jp/rcsc/entry-12014031149.html">シャルルロア、ケバノの2得点でプレーオフ初勝利</a>

ベルギーリーグ第2節の試合結果その2です。

シャルルロア 2-1 ゲント


7年目にしてプレーオフ初出場のシャルルロアは、
第1節はアンデルレヒト相手に0-1と破れ敗戦スタート。
対するゲントは、コルトライクに2-0で勝利しています。
いつもは5000人程度の観客数で留まるゼブラスだが、
この試合は収容人数ギリギリの11000人の動員を記録しました。

試合は13分、シャルルロアがコーナーキックからのこぼれ球を広い、
左サイドのクレマン・タンモンの仕掛けから、鋭いクロスを上げると、
これをフリーになったケバノが頭で合わせて先制します。

低い位置から、ケバノやタンモンらのアタッカーを走らせる
ロングカウンターを得意とするシャルルロアはラインを下げて、
ゲントの攻撃陣に隙を与えず、守備を固め、
ゲントは、細かくパスをつなぎながら、
最前線のドゥポワトルとラマンを狙うが跳ね返されます。

後半に入り、ゲントは攻撃の切り札のサイモンを始めに、
ポレタノヴィッチ、ペデルセンと投入。

すると83分にコーナーキックのチャンスから、
ミリチェヴィッチが放ったシュートを、
途中出場のポレタノヴィッチがコースを変えて、
ゲントが同点に追いつきます。

何としてでも勝利がほしいシャルルロアは、
後半アディショナルタイムに、ドリブルでケバノが運び、
個人技で2人を振り切り、ミドルシュート。
これがゴール左隅に決まり、これが決勝点。
シャルルロアがケバノの2得点でプレーオフ初勝利をあげています。
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