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ベルギーサッカー、ベルギーリーグ関係の書き殴りブログです

KVコルトライク

ヨハン・ワレム、コルトライクの新監督に就任

KVコルトライクは、31日、U-21ベルギー代表監督と契約満了となった、ヨハン・ワレム氏を、新監督として迎えることが発表されました。契約期間は2年間。



現役時代はイタリアのウディネーゼで長年プレーし、2002年W杯メンバーでもあるヨハン・ワレムは、これが初めてのクラブチームでの指揮となります。また、2部降格したセルクル・ブルッヘから、サイドプレーヤーのクリストフ・ダーネの獲得を発表。地元のライバル、ズルテ・ワレヘムのDFカレル・ダーネの弟で、来季はダービー戦は兄弟対決となります。


ヴィンセント・タン、コルトライクを買収

21日、KVコルトライクは、マレーシアの実業家のヴィンセント・タンが、新オーナーに就任することが発表されました。ベルギーのメディア「HLN」によると、買収額は380万ユーロと報道されています。



ヴィンセント・タンは、マレーシアの複合企業「ベルジャヤ・グループ」の創業者で、長く会長兼CEOを務め、2010年の世界長者番付にランクイン(828位)しています。2010年にカーディフ・シティ、2012年にボスニアのFKサライェヴォを買収。昨シーズン、プレミアリーグに参戦したカーディフ・シティでは、ユニフォームカラーを青から赤に変更したことを始め、物議を醸す言動を繰り返し、ファンからの苦情が殺到。結局は青に戻すことになったが、クラブのアイデンティティを尊重しないやり方から、「スポーツ界最低のオーナー」とも呼ばれました。

その悪名高いヴィンセント・タンは、今度はベルギーのコルトライクを買収。マレーシアを始めに東南アジアでは、赤色は演技のいい色とされており、そのことからカーディフのチームカラーを変えることになったのが、彼の言い分ですが、コルトライクはチームカラーが赤で、この辺りは問題が無さそう。しかし、限られた資金の中でも、過去に3度のプレーオフ進出を始めに、安定した実績があるコルトライクにとっては、劇薬になりかねないと思いますが、果たして・・・。

<a href="http://ameblo.jp/rcsc/entry-12014022573.html">コルトライク、クルブ相手にプレーオフ初勝利</a>

ベルギーリーグプレーオフ第2節の試合結果です。

コルトライク 2-0 クラブ・ブルッヘ


第1戦目はゲントに敗れた5位コルトライクは、首位のクルブと対戦。
試合は、前半早々の4分に細かくパスを繋いで
ペナルティエリア内に元ベルギー代表FWデ・スメトが侵入すると、
クルブDFデンスウィルがデ・スメトを倒してしまい、コルトライクにPK。
これをデ・スメトが決めて、コルトライクが先制。
更にコルトライクは、18分に自陣スローインを
シュヴァリエの折り返しを受けた、元クルブのDFカポンが一気に抜け出し、
ドリブルで50m独走すると、そのままミドルシュートを放ち、
これがゴール右隅に吸い込まれ、コルトライクが追加点。
クルブの下部組織出身の元アタッカーが、
コルトライクに勢いを与えるゴールで突き放します。

早い時間帯に2点差を付けられたクルブは、
人数をかけて、コルトライクのゴールを狙うが、
コルトライクが逆に得意のカウンターでペースを握ります。
33分に再びカウンターからカポンが抜け出し、
エースのシュヴァリエにラストパスを出すものの、
ライアンに防がれてしまいます。

流れを変えたいクルブだったが、
前半終了間際にボリンゴリ・ムボンボが負傷交代。
後半にはウラレを下げてエスキエルドを投入し、
更に圧力をかけるものの、
コルトライクのGKアンキネの好セーブもあり、
ゴールを奪うことができずに完封負け。

コルトライクが、レギュラーシーズン第25節に続き、
グルデンスポーレンで勝利し、プレーオフ初勝利を挙げました。
ギャラリー
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