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ベルギーサッカー、ベルギーリーグ関係の書き殴りブログです

2010年02月

ジュピラーな人達 Vol.21 ドルジュ・クエマハ

21回目は、今シーズンからクルブに移籍してきた
カメルーン代表のストライカー、ドルジュ・クエマハ。

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ドルジュ・クエマハ Dorge Kouemaha
生年月日 1983年6月28日
国籍 カメルーン
出身地 ルム
身長 192cm
ポジション FW(センターフォワード)
背番号 40

クラブ遍歴
2004 ヴィクトリア・ユナイテッド(カメルーン)
2004-2005 アリス・サロニカ(ギリシャ) 13試合1ゴール
2005-2007 タタバーニャ(ハンガリー) 33試合14ゴール
2007-2008 デブレツェン(ハンガリー) 27試合13ゴール
2008-2009 デュイスブルク(ドイツ) 34試合15ゴール
2009- クラブ・ブルージュ

代表
2008- カメルーン 2試合



2009年夏の移籍期限ギリギリに、
ドイツのデュイスブルクから移籍し、すぐさまポジションを奪い、
得点王争いに加わってきている、カメルーン人ストライカーです。
クルブでは、40カ国目の選手であることから、
背番号は40をつけています。

20歳にカメルーンからヨーロッパ入りし、
ギリシャのアリス・サロニカに入団しますが、
この後は、ハンガリーのクラブで活躍し、
昨シーズンは、ドイツ2部のデュイスブルクでプレーし15得点の活躍。
その活躍に目をつけたクルブが、昨年夏に獲得しました。

典型的なセンターフォワードで、
1トップ気味に前線で張るのが得意なタイプで、
彼のポストプレーが、クルブの攻撃の軸になっています。
身体能力が高く、ガッチリとボールを抑えられるため、
彼の加入によって、クルブの攻撃がスムーズになりました。
クエマハがタメを作って、2列目のペリシッチ、ディラルが
攻めるパターンが、今季は効果的に働いています。

大柄な体格なのか、俊敏性に欠けるのが難点だが、
力強さと泥臭さを兼ね揃える選手で、
決定力もなかなかのものを持っています。
この活躍を機に、今年のW杯にも出てくるかもしれません。

ジュピラーな人達 Vol.20 イェヴ・デ・ヴィンテル

ジュピラーな人達、第20回目。
今回はウェステルロの守護神、イェヴ・デ・ヴィンテル

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イェヴ・デ・ヴィンテル Yves De Winter
生年月日 1987年5月25日
国籍 ベルギー
出身地 リールセ
身長 188cm
ポジション GK
背番号 1

クラブ遍歴
2006- ウェステルロ

代表
ベルギーU-21代表 1試合
ベルギーU-23代表 1試合



ウェステルロといえば、この人。
守護神のイェヴ・デ・ヴィンテル。

ユース時代は、バイリー、マカランビーとポジションを争っており、
ベルギー代表にも呼ばれた経験がある、将来有望なGK。
ウェステルロユース出身で、元代表GKガスペルチッチの後釜として、
絶対的な守護神として活躍し、
国外のクラブからも注目されております。

強靭なフィジカルを持ち、勇猛果敢に飛び出すGKで、
年上だらけのディフェンス陣を怒鳴り散らす熱血漢。
ドイツによくいそうな、熱いGKです。
多くは見ていませんが、
個人的には、マカランビーよりは上だと思っています。

身体能力が高く、当たれば止まらないタイプのGKだが、
浅めのディフェンスラインでありながら、
1対1に持ち込まれる場面があったり、
しょうもないキックミスをすることがあるので、
やや安定感に欠ける傾向があります。

現在、代表では、ジレとバイリーがポジションを争っており、
これにプロトが入ってきそうな状況だが、
デ・ヴィンテルも十分チャンスはあると思います。

ジュピラーな人達 Vol.19 ダヴィド・デストルメ

ジュピラーな人達、19回目でございます。
今回はメヒェレンより、FWダヴィド・デストルメ

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ダヴィド・デストルメ David Destorme
生年月日 1979年8月30日(30歳)
国籍 ベルギー
身長 187cm
ポジション MF(トップ下)
背番号 18

クラブ遍歴
-2004 エヴェルヘム・センター
2004-2005 HSVフーク
2005-2006 エヴェルヘム・センター
2006-2009 デンデル
2009- メヒェレン


今回は、しぶ~い人選になったが、
メヒェレンのエースといえば、この人。
攻撃的なチーム、メヒェレンのトップ下を務める
遅咲きのベテラン、ダヴィド・デストルメです。

20代半ばまで、3部リーグでプレーし、
サイドワークをしながらサッカーをする、アマチュアだったが、
2006年に、デンデルへ移籍してから、エースとして大活躍し、
2007年にはクラブを史上初のトップリーグに昇格。
ジュピラーリーグでも一定の活躍を見せて、
2年プレーするなど、高く評価されていました。

2009年の夏に、残留プレーオフで破れ、デンデルは2部降格。
だが、チームのエースだったデストルメは、
名門メヒェレンへ移籍することになり、
現在は、メヒェレンに欠かせぬ選手の一人になりました。

イタリアで言う、ヒュブナーのような選手であり、
フランスで言う、サヴィダンのような選手といったところ。

基本的には、トップ下でプレーし、
2列目からの飛び出しでゴールを量産するタイプ。
得点も量産できて、チャンスメークもできる、
意外と何でも起用にこなす選手です。
ベルギー人は、伝統的に遅咲きが多いですが、
代表選手に引けをとらないものを持っています。
代表入りのチャンスはあるかもしれません。


ジュピラーな人達 Vol.18 ムバラク・ブスファ

ジュピラーな人達、今回はリーグ最高の選手の一人、
アンデルレヒトのMFムバラク・ブスファ!

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ムバラク・ブスファ
生年月日 1984年8月15日
国籍 モロッコ
出身地 アムステルダム(オランダ)
身長 169cm
ポジション MF(攻撃的MF、左ウイング)
背番号 11

クラブ遍歴(ユース)
1996-2001 アヤックス(オランダ)
2001-2004 チェルシー(イングランド)

クラブ遍歴(プロ)
2004-2006 ゲント 57試合14ゴール
2006- アンデルレヒト

代表 モロッコ 15試合1ゴール

個人タイトル
ベルギーゴールデンシュー 2006
ベルギー最優秀選手 2006、2009
ベルギー最優秀若手選手 2006
ベルギー・ベスト・アフリカン・プレーヤー 2006、2009







スタンダールのヨヴァノヴィッチと並び、
ベルギーリーグ最高の外国人選手。
アンデルレヒトといえば、この人。ムバラク・ブスファ。

170cmに満たない小さな体だが
フィジカルコンタクトを低い重心でかわすタイプで、
強靭な足腰の強さを誇る、チャンスメーカーです。
小刻みながら、足元に吸い付くようなドリブルで切り込み、
鋭いスルーパスを出すのがブスファの仕事。

決定力も高く、先日のクルブ戦では、ロスタイムのラストワンプレーで、
左サイドを上手く切り込み、強烈なシュートを決めました。
めちゃくちゃ勝負強いです。

熱いハートの持ち主で、審判に食い下がり、
無駄な警告、退場を受けるのが、血の気の荒さが欠点だが、
ヴァシレフスキの負傷時に、涙を流しながら訴えるなど、
チームを大切にする、ナイスガイです。

フランス、イングランド、スペインのクラブから、
かなり注目されており、3年前から移籍の噂が上がっているが、
今季でアンデルレヒト4年目。
そろそろステップアップの時期かもしれませんが、
ブスファの内心はどう思っているのでしょうか?

他のリーグで活躍する姿も見たいが、
アンデルレヒトでも見続けたいものです。
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