上位6チームが参戦する、プレーオフ1の最終節が行われ、2位のクルブが6位のコルトライクに1-0で勝利し、来季のUEFAチャンピオンズリーグ予備選3回戦からの出場権を獲得しました。昨年王者のアンデルレヒトが、優勝を決めたゲントに2-1で勝利するも、勝ち点が及ばず、3位になり、来シーズンはヨーロッパリーグ本戦から出場。4位スタンダールはシャルルロアに2-0で勝利し、スタンダールはヨーロッパリーグ予備選3回戦から出場。5位になったシャルルロアは、ELプレーオフを勝ち上がったメヘレンと、最後のヨーロッパリーグ出場権を掛けて、ホームアンドアウェー戦で対戦します。



クラブ・ブルッヘ 1-0 コルトライク




アンデルレヒト 2-1 ゲント




前節で優勝を決めたゲントのメンバーは、DFトマ・フォケ、MFハンネス・ヴァンデルブリュッゲン以外は、ほとんど出場機会が与えられていないチームでした。対する、アンデルレヒトは、CLの出場権も掛かっている状況から、ほぼ主力メンバーがスターティングメンバーに入りました。

試合は開始早々にゲントのニクラス・ペデルセンがゴールを決めるものの、前半のうちにアチェンポンのゴールで追いつくと、後半にはアレクサンダル・ミトロヴィッチが、今季19得点目のゴールで逆転。アンデルレヒトが2-1で勝利しました。

アンデルレヒトは、今季のチームMVPを発表し、今年ベルギー代表にも復帰した、アンデルレヒト一筋の34歳のベテラン、DFオリヴィエ・デシャヒトが受賞しました。そして、19得点を上げた、アレクサンダル・ミトロヴィッチが、今シーズンのベルギーリーグ得点王に輝いています。


スタンダール・リエージュ 2-0 シャルルロア





スタンダールの最後の相手は、ワロンのライバル、シャルルロアとのワロンダービー。相変わらず、両サポーターは、サッカーと関係ないところで戦っているような感じでしたが、試合は開始早々にスタンダールが、エゼキエルのゴールで先制すると、後半にはセットプレーから、ジョルジ・テイシェイラのゴールで追加点を挙げ、2-0で勝利し、ヨーロッパリーグ出場権を確保しました。

今季限りで契約満了となる、日本代表GK川島永嗣はこれが最後の試合でしたが、出場機会はありませんでした。小野裕二はアディショナルタイムで、ムジャンギ・ビアと交代出場。スタンダールは、今季非常に厳しいシーズンになったものの、なんとかノルマのヨーロッパカップ戦の出場権は確保しました。