去年はあまりできなかったジュピラープレーヤーズ。
新年早々、久々にやってみることにします。
今回は、今シーズンからフランスのナントから移籍し、
スタンダールの中心選手として活躍している、
フランス人MFアドリアン・トレベルを取り上げます。
アドリアン・トレベル Adrian Trebel
生年月日 1991年3月10日(23歳)
国籍 フランス
出身地 ドルー
身長 173cm
利き足 左
ポジション MF(トップ下、センターハーフ)
背番号 23
代表歴
2010-2011 フランスU-21代表 10試合1得点
今季は開幕から不振が続くスタンダールにおいて、
孤軍奮闘っぷりを見せつけているトレベル。
フランス中部のサントル地域圏のドルー出身で、
幼少時に才能を見出され、13歳で名門ナントの下部組織に加わります。
トップチームデビューは2011年2月。
初年度こそは途中出場が多かったものの、
2年目からは着実に試合出場を増やし、
3年目には34試合2得点の活躍でリーグアン昇格に貢献します。
しかし、自身初のリーグアンでのプレーは、
怪我もあり、僅か12試合の出場に留まり、
出場機会を求めたトレベルは、ナントとの契約延長にサインせず、
2013-2014シーズン終了を持って、ナントを退団します。
シーズン終了後にフリーエージェントになったトレベルだったが、
スタンダール・リエージュがオファーを出し、
今季のスタンダールの獲得第1号として発表されます。
スタンダールへ移籍しても、順風満帆とはいかず、
当初はベンチ入りメンバーからも外れることが多く、
なかなかチャンスに恵まれません。
だが、チームの不調、怪我人の続出により、
第5節から徐々に出場機会を増やし、
豊富な運動量とテクニックで存在感を発揮し、
チーム内での信頼を勝ち得るようになっていきます。
ガイ・ルゾン前監督時には、センターハーフ、サイドハーフに起用され、
固定されたポジションでプレーすることができずに、
ゴール、アシストともに結果は残せなかったものの、
ヴコマノヴィッチ監督に交代してからは、トップ下に固定され、
以後、8試合出場で5アシストと大活躍。
今ではスタンダールに欠かせぬアタッカーとなりました。
利き足は左利きだが、右でもそつなくこなし、
スタンダールではセットプレーの多くをトレベルが蹴っています。
キックの選択肢も豊富で、得に左足からは多彩なキックを持ち、
2014年最後の試合となったロケレン戦では、
ドライブが掛かったキックで、小野裕二の初ゴールをアシスト。
長年、セットプレーに課題があったスタンダールにとっては、
トレベルのキックは大きな武器になっています。
体格こそ恵まれていないものの、運動量はチーム屈指で、
ポジションも中央にこだわらず、スペースに積極的に入ったり、
守備も最終ライン近くまでカバーするなど、
攻守においても献身的なプレーが多く、
スタンダールもトレベルにボールが回ることによって、
チームのリズムを作っています。
試合を重ねるごとに、デ・カマルゴ、小野裕二らとの連携が高まり、
徐々に試合のクオリティも上がってきました。
身体の当たりが弱く、決定力に物足らなさはあるものの、
これまで個人技中心で、カウンター主体のスタンダールに、
新たなアクセントを与える、重要な選手であり、
今後のスタンダールの巻き返しの鍵を握るでしょう。
新年早々、久々にやってみることにします。
今回は、今シーズンからフランスのナントから移籍し、
スタンダールの中心選手として活躍している、
フランス人MFアドリアン・トレベルを取り上げます。
アドリアン・トレベル Adrian Trebel
生年月日 1991年3月10日(23歳)
国籍 フランス
出身地 ドルー
身長 173cm
利き足 左
ポジション MF(トップ下、センターハーフ)
背番号 23
代表歴
2010-2011 フランスU-21代表 10試合1得点
今季は開幕から不振が続くスタンダールにおいて、
孤軍奮闘っぷりを見せつけているトレベル。
フランス中部のサントル地域圏のドルー出身で、
幼少時に才能を見出され、13歳で名門ナントの下部組織に加わります。
トップチームデビューは2011年2月。
初年度こそは途中出場が多かったものの、
2年目からは着実に試合出場を増やし、
3年目には34試合2得点の活躍でリーグアン昇格に貢献します。
しかし、自身初のリーグアンでのプレーは、
怪我もあり、僅か12試合の出場に留まり、
出場機会を求めたトレベルは、ナントとの契約延長にサインせず、
2013-2014シーズン終了を持って、ナントを退団します。
シーズン終了後にフリーエージェントになったトレベルだったが、
スタンダール・リエージュがオファーを出し、
今季のスタンダールの獲得第1号として発表されます。
スタンダールへ移籍しても、順風満帆とはいかず、
当初はベンチ入りメンバーからも外れることが多く、
なかなかチャンスに恵まれません。
だが、チームの不調、怪我人の続出により、
第5節から徐々に出場機会を増やし、
豊富な運動量とテクニックで存在感を発揮し、
チーム内での信頼を勝ち得るようになっていきます。
ガイ・ルゾン前監督時には、センターハーフ、サイドハーフに起用され、
固定されたポジションでプレーすることができずに、
ゴール、アシストともに結果は残せなかったものの、
ヴコマノヴィッチ監督に交代してからは、トップ下に固定され、
以後、8試合出場で5アシストと大活躍。
今ではスタンダールに欠かせぬアタッカーとなりました。
利き足は左利きだが、右でもそつなくこなし、
スタンダールではセットプレーの多くをトレベルが蹴っています。
キックの選択肢も豊富で、得に左足からは多彩なキックを持ち、
2014年最後の試合となったロケレン戦では、
ドライブが掛かったキックで、小野裕二の初ゴールをアシスト。
長年、セットプレーに課題があったスタンダールにとっては、
トレベルのキックは大きな武器になっています。
体格こそ恵まれていないものの、運動量はチーム屈指で、
ポジションも中央にこだわらず、スペースに積極的に入ったり、
守備も最終ライン近くまでカバーするなど、
攻守においても献身的なプレーが多く、
スタンダールもトレベルにボールが回ることによって、
チームのリズムを作っています。
試合を重ねるごとに、デ・カマルゴ、小野裕二らとの連携が高まり、
徐々に試合のクオリティも上がってきました。
身体の当たりが弱く、決定力に物足らなさはあるものの、
これまで個人技中心で、カウンター主体のスタンダールに、
新たなアクセントを与える、重要な選手であり、
今後のスタンダールの巻き返しの鍵を握るでしょう。