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ベルギーサッカー、ベルギーリーグ関係の書き殴りブログです

ジュピラープロリーグ14-15

ニースケンス・ケバノ、エボニー・シュー受賞

ベルギーリーグでプレーする、年間最優秀アフリカ人選手に与えられる、2015年の「ベルギー・エボニー・シュー」が発表され、シャルルロアのコンゴ民主共和国代表MFニースケンス・ケバノが受賞しました。







PSGの下部組織出身で、フランスの各年代別代表にも選出され、2011年にPSGでプロデビューしたケバノだったが、2012-2013シーズンにカーンにレンタル移籍するも、結果を残せず、2013年にシャルルロアへ移籍しました。昨シーズンは27試合5得点と定着すると、今シーズンは27試合11得点の活躍で、シャルルロアの初のプレーオフ進出に貢献。ベルギーリーグ屈指のアタッカーに成長しました。

高いキック精度と突破力が優れ、シャルルロアのカウンターサッカーを支える最重要な核として、今シーズンは大きく活躍しました。コンゴ民主共和国代表では、背番号10でプレーしており、将来が期待されています。現在はアンデルレヒトをはじめに、数多くのクラブからオファーが来ていると、ベルギーのメディアでは騒がれています。

ゲント首位浮上

ベルギーリーグプレーオフ第6節の試合結果です。
更新が遅れたので、3試合一気にやります。


スタンダール・リエージュ 1-0 クラブ・ブルッヘ



コルトライク 0-1 ゲント


試合後


シャルルロア 0-1 アンデルレヒト


フルタイム

<a href="http://ameblo.jp/rcsc/entry-12021594886.html">盟友に捧げるレナト・ネトのゴールで、ゲント勝利</a>

ベルギーリーグプレーオフ第5節、
2位ゲントと3位アンデルレヒトの試合結果です。

レナト・ネト

ゲント-アンデルレヒト

フルタイム


ゴール


ゲントは、クルブ戦では、3バックを採用したゲントだが、
この試合では、4-2-3-1にフォーメーションを変更。
アンデルレヒトは、従来の4-2-3-1で望みます。

試合前、5時間前に心不全により死亡した
ゲントの下部組織出身で、
ロケレンのグレゴリー・メルテンスへの黙祷が行われました。

試合はゲントが得意のサイド攻撃を軸に優勢に進めます。
フォーメーションは、従来の3-5-2ではないものの、
片方のサイドに人数を多く掛けて、
細かくパスを刻みながら、裏を狙うゲントのスタイルに対し、
アンデルレヒトは、自陣で守備を固めつつも、
3トップのスピードを活かしたカウンターを狙います。
個の能力で上回るアンデルレヒトに対し、
組織力でかき回すゲントの構図になります。
お互いに決定機を作るものの、
フィニッシュが甘く、前半はスコアレスで折り返します。

後半に入ると試合が動きます。
50分、スヴェン・クムスが右サイドの裏にスルーパスを出すと、
タイミングよく、デヤーゲルが駆け上がります。
そのデヤーゲルがドリブルで2人かわして折り返すと、
最後はローラン・ドゥポワトルが上手く合わせ、ゲントが先制します。

しかし、黙ってはいないアンデルレヒト。
59分にコーナーキックのこぼれ球を拾ったティールマンスが、
前節に引き続き、豪快なミドルシュートを決めて、
アンデルレヒトがすぐさま同点に追いつきます。

首位クルブを追うために、お互い引き分けで終わりたくない両チーム。
アンデルレヒトは主力メンバーを変えることはせず、
対するゲントは、ドゥポワトル、デヤーゲルを下げて、
攻撃の切り札、ベニート・ラマン、ニクラス・ペデルセンを投入します。

それでもGKセルス、プロトの両GKがビッグセーブでゴールを許さず、
スコアは1-1のまま、アディショナルタイムに近づきます。
89分、ゲントが最後の交代枠で、
ヴァンデルブリュッゲンを下げて、レナト・ネトを投入します。

するとアディショナルタイムに入った91分、
左からのコーナーキックを得たゲントは、
ミリチェヴィッチのキックから、
レナト・ネトが頭で合わせて、ゲントが勝ち越します。

プレーオフに入ってから、レギュラーから外れ、
主に途中交代での出場が多かったネト。
アディショナルタイムを合わせ、僅か5分の出場機会ながら、
決して得意ではないヘディングで、値千金のゴールを決めました。

試合は2-1でゲントの勝利。
リーグ初優勝に向けて、大きな勝利であり、
グレゴリー・メルテンスに捧げる大きな勝利になりました。







レナト・ネト
「この試合は非常に難しい試合でした。グレゴリー・メルテンスは私の親友だったからです。私はチームを助けるためにプレーしましたが、ゴールはメルテンスのために決めました。」

Rust In Vrede Greg
グレゴリー・メルテンスのご冥福をお祈りします。

<a href="http://ameblo.jp/rcsc/entry-12021582012.html">クルブ首位堅持、スタンダールCL絶望的</a>

ベルギーリーグプレーオフ第5節の試合結果です。
(更新が遅れたので結果と動画だけにします…)

コルトライク 3-1 スタンダール・リエージュ



クラブ・ブルッヘ 3-1 シャルルロア

<a href="http://ameblo.jp/rcsc/entry-12020169035.html">首位攻防戦、お互いに譲らず</a>

ベルギーリーグプレーオフ第4節、
首位クルブと2位ゲントによる首位攻防戦です。

ゲント-クラブ・ブルッヘ



フォーメーションをよく変えるゲントだが、
プレーオフに入ってからは、3-5-2が基本のゲント。
スタンダール戦で2得点で、復調をアピールするペデルセンが再びスタメン。
対するクルブはいつもの4-3-3。
今冬にコペンハーゲンから加入以降、
まだ持ち味を発揮できていない、クラウデミールがスタメン入り。

試合は前半からゲントが、両サイドに人数をかけて、
ショートパスで繋いでいくサッカーでペースを握ります。
この試合では、チーム得点王のドゥポワトルが絶好調で、
彼のポストプレーを軸に、攻撃にリズムを作ります。

13分、ゲントの左CBゲルションの縦パスを
ドゥポワトルがクルブのディフェンスの裏に落とすと、
スペースに走りこんできたダニイェル・ミリチェヴィッチが駆け抜け、
そのままゴール左に流し込み、ゲントが先制します。

更に42分には、クムスが左へ展開するとアサレが折り返し、
中盤に下がっていたペデルセンがスルーパス。
これをドゥポワトルがスルーすると、再びミリチェヴィッチの足下へ。
ミリチェヴィッチが再び冷静に決めて、ゲントが2点差を付けます。

後半に入ると、クルブが息を吹き返します。
76分に得たコーナーキックで、ドゥアルテがゴールを決めると、
87分には、途中出場のイスキエルドのクロスから、
クラウデミールが頭で合わせて同点になります。

首位攻防戦は2-2で試合終了。
試合内容はゲントが優勢だったものの、
最後までリードを守ることができずに、
首位奪取のチャンスを逸しています。
ギャラリー
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