マランダとトルガン

ベルギーU-21代表で、ヴォルフスブルクに所属する、
ジュニオール・マランダが、10日の15:30頃に、
ドイツ・ノルトライン・ヴェストファーレン州の
ポルタ・ヴェストファーリカにて、交通事故により亡くなりました。
享年は20歳。

ヴォルフスブルクの冬季キャンプに参加するために、
友人の車に同乗し、空港へ向かう道中に、
暴風雨に見まわれ、走行中にコントロールを失い、
ガードレールを突き破り、道路脇の木に衝突。
後部座席に乗っていたマランダは、
車から投げ出され、即死しました。

ジュピラーな人達 Vol.72 ベルナール・マランダ
http://ameblo.jp/rcsc/entry-11712174521.html

まずは、素早く更新できなくて申し訳ありません。

ジュピラープレーヤーズでも取り上げた通り、
ズルテ・ワレヘムでは、同胞のトルガン・アザールらと共に、
年間およそ800万ユーロの小規模なクラブを牽引し、
2012-2013シーズンに、アンデルレヒトと壮絶な優勝争いを演じ、
才能を認められ、昨年の冬にヴォルフスブルクへの移籍が決定。
豊富なタレントを擁するヴォルフスブルクでも出場機会を得て、
昨シーズンは、途中からの加入ながら、7試合2得点の活躍。
今シーズンは、やや出場機会は減るものの、9試合に出場し、
昨年最後の公式戦、17節のケルン戦に先発出場していました。

タレントが豊富なU-21代表でも、レギュラーを確保し、
昨年のワールドカップでの出場も推す声が多く、
今後のベルギーを引っ張るタレントとして期待されていました。

20歳で、まだこれからの選手だが、
それでもズルテ・ワレヘムの躍進に大きく貢献し、
2012-13シーズンでは、クラブ史上最高の2位に貢献し、
ズルテ・ワレヘムでは、レジェンドとして讃えられています。
フィジカルと豊富な運動量を活かした
ボール奪取を得意とするセンターハーフで、
「ベルギーのマケレレ」として期待されていたが、
攻撃面でも効果的な飛び出しにより、得点を挙げるなど、
見る度にスケールが大きくなっているように感じられました。

まだ自分自身は、この事実を受け入れることはできません。
僕自身はマランダのプレーを楽しませてもらったことを感謝し、
ご冥福をお祈りします。安らかに。