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ベルギーサッカー、ベルギーリーグ関係の書き殴りブログです

2012年12月

ジュピラーな人達 Vol.54 ダレン・キート

今年ラストのジュピラープレーヤーズです。
今回は堅守のコルトライクを支える、
南アフリカ代表GKダレン・キートです。

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ダレン・キート Darren Keet
生年月日 1989年8月5日(23歳)
国籍 南アフリカ
出身地 ケープタウン
身長 183cm
ポジション GK
利き足 左

クラブ遍歴
2007-2008 ヴァスコ・ダ・ガマ(南アフリカ)
2008-2011 ウィッチ・ユニバーシティ(南アフリカ)
2011- コルトライク

代表遍歴
2012- 南アフリカ代表



第22節終了時点で、リーグ2位の失点数23のコルトライク。
このコルトライクの堅守を支えるのが、
南アフリカからやってきた若者、ダレン・キート。
先日のクルブ戦では、PKストップも含め、スコアレスドロー。
今や国内でも注目されるGKに成長しました。

出身はケープタウン。
地元のクラブ、ヴァスコ・ダ・ガマでユース時代を過ごし、
ヨハネスブルグのウィッチ・ユニバーシティで、
正GKとして活躍し、2011年からベルギーへ渡りました。

2011年度は、正GKにクリストフ・ヴァン・フートがいたため、
キートの出番は、ベルギーカップに限られるが、
そのベルギーカップで好セーブを連発。
ベールスコット、モンスを破り、決勝進出に貢献。
正GKのヴァン・フートがゲンクへ放出したため、
今季の第2節から、正GKに抜擢されました。

183cmと決して体格は恵まれないものの、
反応とポジショニングが良く、今季も好調をキープ。
第16節のアンデルレヒト戦では、
一方的に攻められながらもビッグセーブ連発でゴールを許さず。
ロスタイムにムボカニにゴールを決められ、
コルトライクは負けてしまうが、MOMに選ばれました。

南アフリカ代表には、今年招集されたのみ。
年明けのアフリカ選手権にも代表選考から漏れたが、
まだ23歳と若く、これからの成長を期待されています。

ジュピラーな人達 Vol.53 パルフェ・マンダンダ

今月2回目のジュピラープレーヤーズ。
今回はシャルルロアの守護神、パルフェ・マンダンダ。

$rcsc.blog-パルフェ・マンダンダ

パルフェ・マンダンダ Parfait Mandanda
生年月日 1989年10月10日(23歳)
国籍 コンゴ民主共和国(フランス)
出身地 ヌヴェール(フランス)
身長 182cm
ポジション GK
利き足 右

クラブ遍歴
2009-2010 ASボーヴェ(フランス)
2010-2011 アルタイ・イズミル(トルコ)
2011- シャルルロア

代表
2008- コンゴ民主共和国 5試合



今季、昇格組のシャルルロアでファインセーブ連発で、
チームを盛り上げるパルフェ・マンダンダ。
兄は、フランス代表で現マルセイユのキャプテンである、
スティーブ・マンダンダで、弟のパルフェもGKを務めています。

兄のスティーブはフランス代表を選び、
弟のパルフェは自身のルーツであるコンゴ民主共和国を選択。
スティーブが2歳の頃に、キンシャサから、
フランスのヌヴェールへ移住し、パルフェはフランス生まれ。
マンダンダ兄弟は4人いるが、4人ともGKを務めている、
ゴールキーパー一家として育ってきました

シャルルロアには、2011年夏に移籍。
以来、シャルルロアの正GKを務め、
チームを2部優勝に導き、1年での復帰に貢献しました。
今季はギリシャ代表のシファキスが加わりましたが、
ポジション争いで勝ち、今季も正GKを務めています。

182cmと決して恵まれた体格とは言えないが、
抜群の反応と的確なポジショニングが売りのGK。
第12節のアンデルレヒト戦には、完封勝利を収め、
見事マン・オブ・ザ・マッチに輝きました。
今季は苦戦を強いられるシャルルロアだが、
その中でもMVP級の活躍をしていると言えるでしょう。

ジュピラーな人達 Vol.52 エイドゥル・グジョンセン

あんまりやることがないので、ジュピラープレーヤーズ。
今回は10月にセルクルに加入した、
アイスランドの英雄、エイドゥル・グジョンセン。

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エイドゥル・グジョンセン Eidur Guojohnsen
生年月日 1978年9月15日(34歳)
国籍 アイスランド
出身地 レイキャビク
身長 185cm
ポジション FW(ストライカー)、MF(攻撃的MF)
利き足 右

クラブ遍歴
1994 バルル・レイキャビク(アイスランド)
1995-1997 PSV(オランダ)
1998 KRレイキャビク(アイスランド)
1998-2000 ボルトン(イングランド)
2000-2006 チェルシー(イングランド)
2006-2009 バルセロナ(スペイン)
2009-2010 モナコ(フランス)
2010 トットナム(イングランド)
2010-2011 ストーク・シティ(イングランド)
2011 フラム(イングランド)
2011-2012 AEKアテネ(ギリシャ)
2012- セルクル・ブルッヘ

代表
1996- アイスランド 67試合24ゴール



チェルシー、バルセロナでも活躍し、
現在はセルクル・ブルッヘでプレーする、グジョンセン。
いつもマイナーな人ばっかり扱っているこのシリーズだが、
今回はグジョンセンを引っ張りだすことにします。
アイスランドの生きる伝説なので、
今更、いろいろ書くほどでもないですが、
ここでは「今の」グジョンセンについて書こうと思います。

今年の7月に前所属クラブのAEKアテネが財政難のため、
本来、2013年夏までの2年契約だったが、
示談金20万ユーロ(1900万円)で退団し、
以来、無所属だったグジョンセン。
その後は、単身アメリカへ渡り、
シアトル・サウンダーズのトレーニングに参加。
練習試合でゴール上げて、MLS参戦と見られていたが、
サウンダースとの契約を結ばず、再び欧州へ。
今年10月に、セルクル・ブルッヘと契約を結び、
6日にセルクルでデビューし、初ゴールを上げました。

チェルシー、バルセロナでは、様々なポジションで起用され、
シャドーストライカー、センターハーフなどでもプレーしたが、
セルクル・ブルッヘでのグジョンセンは、
今年の10月に入団してから、一貫として、
本来のポジションである、センターフォワードでプレーしています。

バルセロナを退団してからは、不遇の日々が続いていたが、
セルクルでは、8試合出場で5ゴールで、
シーズン途中からの加入だが、チーム得点王で
最下位に低迷するクラブを復調するべく、奮闘しています。
開幕から、ルディ、ヤフチュクらの不振により、
得点力不足に悩まされているセルクルにおいて、
在籍2ヶ月で、すでにエースに君臨しています。

セルクルの試合を見る限りでは、前線でタメを作り、
パス、ポストプレー、ドリブル、
ゲームメーク、シュートと攻撃的な仕事は
全てグジョンセンに任されている印象を感じます(苦笑)
34歳になり、体力面ではさすがに衰えは見えてきたが、
周りの選手がいかにカバーできるかが、
セルクルの鍵になっているのではないかと思います。
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