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ベルギーサッカー、ベルギーリーグ関係の書き殴りブログです

2010年10月

ジュピラーな人達 Vol.32 フレデリク・フランス

32回目のジュピラープレーヤーズ。
今回は、リールセの若きキャプテン、フレデリク・フランス

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フレデリク・フランス Frederic Frans
生年月日 1989年1月3日(21歳)
国籍 ベルギー
出身地 ウェスペラール
身長 190cm
ポジション DF(センターバック)
利き足 右
背番号 15

クラブ遍歴
1995-2007 リールセユース
2006- リールセ

代表歴
2008 ベルギーU-20


川島が移籍したリールセから、誰か取り上げようと思ったが、
ラジンスキ、ソンクなどのロートルよりも、
もっと地元を意識した人にしました。

出身はリールセの隣町、ウェスペラール。
6歳の頃から、リールセでプレーしている地元選手で、
やたらとベテランが多いリールセにおいては、
左ウイングのデケヴィと共に、将来の有望株です。

リールセのキャプテンといえば、
元ベルギー代表FWユルゲン・カヴェンスですが、
カヴェンスは、今季はスタメンから外れ、
監督交代を機に、正式にフランスがキャプテンに。

デビューは4年前。
ここ2年は、常時スタメンで出場することが多かったが、
今季は開幕は怪我で出遅れ、守備が崩壊。
スタンダール、ゲンクに4失点を食らった試合では、
フランスは出場していませんでした。
出場記録を見るだけでも分かりますが、彼がいるかどうかで、
リールセの守備のクオリティが格段に違います。

空中戦の強さと、しつこいマークが持ち味で、
毎週のように退場者を出しているチームの中では、
警告が僅か1回だけと、クリーンな守備を持ち味としています。
アンデルレヒト戦では、ルカクに仕事をさせず。
地味ですが、なかなか侮れない選手です。

ジュピラーな人達 Vol.31 マルヴィン・オグンジミ

では、じゅぴらープレーヤーズ31回目。
ベルギー代表に呼ばれて、2試合3ゴールのオグンジミを紹介。

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マルヴィン・オグンジミ Marvin Ogunjimi
生年月日 1987年10月12日(23歳)
国籍 ベルギー(ナイジェリア)
出身地 メヒェレン
身長 185cm
ポジション FW、MF(左ウイング)
利き足 左足
背番号 31

クラブ遍歴
2004- ゲンク
2007-2008 RKC(オランダ)
2008- ゲンク

代表歴
2010- 2試合出場3ゴール




ヴォセンと共に、好調のゲンクを引っ張るストライカーで、
代表でも相性の良さを発揮したオグンジミ。

両親はナイジェリア人だが、出身地はメヒェレン。
ユースは、ラシン・メヒェレン、KVメヒェレンを経て、
ゲンクでプロデビューしました。
当時はヴァンデンベルグ、ボシュニャクなどがおり、
3番手のFWもヴォセンがベンチ入りしていたために、
ほとんどリザーブでのプレーだったが、
ここ2年で出場機会が増えてきました。

代表で3ゴールを挙げたとはいえ、
オグンジミは、ゲンクでは3番手のフォワード。
現在の得点ランキングトップのヴォセン、
イスラエル代表のエースストライカー、バルダがいるため、
この2人が万全ならば、オグンジミは控えになります。

だが、オグンジミは運動量がとても豊富なフォワードで、
スペースに飛び込む、オフザボールの動きに優れたフォワード。
ヴォセン、バルダのどちらと組んでもコンビを合わせられ、
誰とでも2トップを組める、かなり便利な選手です。
ベルギーでは個人能力で勝負することもあるが、
味方を引き立てられるのが、彼の一番の特徴だと思います。

最近のゲンクでは、怪我がちで、若干バレてきた感が強い、
バルダよりもゴールを奪っているので、
更なる飛躍は期待できるんじゃないかと思います。

ジュピラーな人達 Vol.30 イェレ・ヴォセン

2日連続のジュピラープレーヤーズ。
今日は30回目を記念して、
今季大ブレークのイェレ・ヴォセン!

$rcsc.blog-イェレ・ヴォセン


イェレ・ヴォセン Jelle Vossen
生年月日 1989年3月22日(21歳)
国籍 ベルギー
出身地 ビルゼン
身長 180cm
ポジション FW
利き足 右
背番号 9

クラブ遍歴
2005-2007 ゲンク・ユース
2007-2009 ゲンク
2009-2010 サークル・ブルッへ
2010- ゲンク

代表歴
2007- ベルギーU-21代表 7試合
2009- ベルギー代表 2試合





開幕9試合連続ゴールで、今季13得点。
前半戦の主役、イェレ・ヴォセンです。

昨シーズンは、サークル・ブルッへへ1年のレンタル。
大した活躍もできないまま、ゲンクに戻り、
当初は、控えだったが、スーパーサブでの起用に応え、
スタメンを奪い、得点を量産している、
今、一番ベルギーでノリに乗っている男です。

最近ブレークしたこともあってか、
ルカクに次ぐストライカーとして期待されているが、
実を言うと、代表初選出は、去年のキリンカップ。
相次ぐ主力組の離脱により、代表に選ばれたが、
今回は、実力で代表に選出されています。

点を取ることだけに、特化したストライカーで、
ゴールが見えたら、積極的にシュートを打つのが持ち味で、
左右頭を問わず、ゴールを決められます。
自分でドリブルで持ち込むよりも、
ダイレクトでのシュートが得意なタイプ。
今季のゲンクでは、デ・ブライネ、バルダ、オグンジミらの
サポートを受けて、最後のフィニッシュをきっちり決めています。

FWのライバルには、ルカクがいるが、
貪欲にゴールを狙うことで、アピールするヴォセン。
A代表の救世主になって欲しいものです。

ジュピラーな人達 Vol.29 ヤシン・エル・ガナシ

第29回目のジュピラープレーヤーズ。
今回は、10月のEURO2012予選で初招集された、
ゲントのFWヤシン・エル・ガナシ

$rcsc.blog-エル・ガナシ

ヤシン・エル・ガナシ Yassine El Ghanassy
生年月日 1990年7月12日(20歳)
国籍 ベルギー(モロッコ)
出身地 ラ・ルヴィエール
身長 173cm
ポジション FW(左ウイング)
背番号 11

クラブ遍歴
1998-2008 ラ・ルヴィエール・ユース
2007-2008 ラ・ルヴィエール
2008- ゲント

代表歴
2008- ベルギーU-21代表
2010- ベルギー代表



29回目はこの人。
先日、A代表初選出された、ヤシン・エル・ガナシ。
フェライニ同様、両親はモロッコ出身、
ワロン地方のラ・ルヴィエール出身です。

所属のゲントでは、不動の左ウイング。
モロッコ系といえば、アンデルレヒトのブスファ、
スタンダールのカルセラなど、小さな選手は、
小刻みで重心の低いドリブルが得意な選手が見られるが、
エル・ガナシも同タイプといったところ。

ただ、逆サイドから走りこんで、
積極的に飛び出すような動きが得意で、
ゴールシーンではドリブルから決めるよりも、
点で合わせにいくほうが得意じゃないかと思います。

若手らしく、好不調の波が激しく、
熱くなりやすいところは見られますが、
フリーランニングも優れるため、
案外使いやすい選手じゃないかと思います。

CL予備予選のディナモ・キエフ戦でも、
上々の動きを見せているので、
代表でも活躍できたら…と思います。
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