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ベルギーサッカー、ベルギーリーグ関係の書き殴りブログです

2010年01月

ジュピラーな人達 Vol.17 マッツ・リッツ

ジュピラーな人達、今回はゲルミナル・ベールショット所属の
注目の16歳、MFマッツ・リッツ

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マッツ・リッツ Mats Rits
生年月日 1993年7月18日
国籍 ベルギー
出身地 アントワープ
身長 180cm
ポジション MF(攻撃的MF)
背番号 86

クラブ遍歴(ユース)
-2004 リールセ
2004-2009 ゲルミナル・ベールショット

クラブ遍歴(トップチーム)
2009- ゲルミナル・ベールショット

代表チーム
2009- ベルギーU-17 5試合出場1ゴール



Germinal 3-1 Westerlo (Sporza.be)
http://www.sporza.be/cm/sporza/voetbal/2.4983?matchid=1420007#

去年の10月4日のウェステルロ戦でデビューし、
いきなり2ゴールの大活躍の16歳、マッツ・リッツ。

出場がまだ2試合で、どんな選手なのか、
これから見て判断していきたいところだが、
ポジションは、トップ下で、巧みなボールテクニックと
左右問わず、正確なキックを蹴られるのが持ち味だとか。

ウェステルロ戦では、怪我のダニエル・クルスに代わり出場し、
正確なキックから、2ゴールの大活躍。
1ゴール目は、ペナルティエリアでボールを受け、
ディフェンスを一人かわしてから、左足でシュート。
2ゴール目は、右サイドからのグラウンダーのクロスを
上手くマークをかわして、ゴールしたもの。

同年代のルカクと共に期待される93年代の選手で、
技巧派MFとして、将来を期待されています。
レアル・マドリー、アヤックス、アンデルレヒトが、
獲得に名乗りを上げているらしいです。

本格的な活躍は、来季からになりそうですが、
ルカクに負けぬように、ガンバッテ欲しいものです。

ジュピラーな人達 Vol.16 バリー・ブバカル・”コパ”

今月4回目のジュピラーな人達。
今回は、ロケレンに所属する
コートジボワール代表正GKバリー・ブバカル・”コパ”

$rcsc.blog-コパ

バリー・ブバカル・コパ
Barry Boubacar "Copa"
生年月日 1979年12月30日
国籍 コートジボワール
出身地 アビジャン
身長 181cm
ポジション GK
背番号 30

クラブ遍歴
1999 ASECミモザ
2000-2003 レンヌ(フランス)
2003-2007 ベヴェレン
2007- ロケレン

代表
2000- コートジボワール代表 (39試合出場1ゴール)


今シーズンは、不振に陥り、出場機会を失っているので、
取り上げようと思っても、なかなかチャンスがありませんでした。
とりあえず、CANで正GKで出場しているので、
このタイミングで、コパを取り上げようと思います。

2003年にレンヌからベヴェレンへ移籍して以来、
7年間、ベルギーリーグで活躍しているGKで、
コートジボワール人だらけだった、かつてのベヴェレンでは、
先駆者として、若手のお手本となった、いい兄貴分でした。

かつてのベヴェレンは、アフリカ人らしく、
最終ラインもどんどん上げる、強気なチームでしたが、
ゴールマウスを驚異的な運動能力で、防いでいました。
2007年でベヴェレンは降格してしまったが、
ベルギーの他のクラブがこぞって獲得の意志を示すなど、
注目度が高い選手の一人でした。

その後、コパはロケレンを選びましたが、
2008ー09シーズンでは、最優秀GKにノミネート。
アフリカ人選手としては、初の快挙を成し遂げました。

今季は、ミスが多く、スタメンを外されていますが、
コートジボワール代表では、相変わらず正GKで活躍しており、
今回のCANで活躍すれば、他のクラブも目をつけるでしょう。


ジュビラーな人達 Vol.15 マクシム・レスティエンヌ

今月3回目のジュピラーな人達。
今回は、ムスクロンからクルブへ移籍することになった、
17歳の新鋭、マクシム・レスティエンヌ。

$rcsc.blog-マクシム・レスティエンヌ

マクシム・レスティエンヌ
Maxime Lestienne
生年月日 1992年6月17日
国籍 ベルギー
出身地 ムスクロン
身長 176cm
ポジション MF、FW(左ウイング、トップ下)
背番号 16

クラブ遍歴
-2008 ムスクロンユース
2008-2010.1 ムスクロン
2010.1- クラブ・ブルージュ

代表
2008- ベルギーU18


財政難で苦しむムスクロンを引っ張っていた、
地元出身の17歳の新鋭、マクシム・レスティエンヌ。
ムスクロンでは、プレースキックを努めるように、
キックがかなり上手いウイングプレーヤーです。

トップチームに昇格したのは、2008年12月。
昨シーズンの出場は、この1回のみだったが、
今期は、18試合出場3ゴールと大活躍。
左サイドを中心に、正確なクロスボールを出すのが得意だが、
右サイドにボールが行ったときは、
真ん中へ絞り、セカンドトップのような仕事をすることも。

PSVやリールも狙っていたように、
多くのクラブが注目している逸材で、
ムスクロンが破産直前から、多くのオファーがありました。
だが、レスティエンヌ本人は、
高校へ行きながらプレーしていることもあり、
ムスクロンから遠くない、ブルージュを選んだだとか。

幼いときから育ててもらったクラブが、
破産をするなど、本当に辛い思いをしていると思うが、
その鬱憤を晴らすような活躍を期待したいものです。




ジュビラーな人達 Vol.14 マジド・ウルメルス

このブログ、シャルルロア応援ブログだが、
どう見ても、それ以外のことばっかりなので、
このコーナーで、シャルルロアの選手を紹介してしまいます。

ということで、おそらく一番有名だろう、
元モロッコ代表のMFマジド・ウルメルスを紹介。
(アル・ホスニ、ムジャンギ・ビアの方が有名かもしれんが)

$rcsc.blog-ウルメルス

アブデルマジド・”マジド”・ウルメルス
Abdelmajid "Majid" Oulmers
生年月日 1978年9月12日
国籍 モロッコ
出身地 シディ・ブアリ(モロッコ)
身長 174cm
ポジション MF(左サイドハーフ)
背番号 21

クラブ遍歴
1998-1999 ブザンソン(フランス)
1999-2000 RCランス(フランス)
2000-2002 ヴァスカル(フランス)
2002-2003 RCランス(フランス)
2003 アミアン(フランス)
2003- シャルルロア

代表
2004 モロッコ代表(1試合出場1ゴール)


シャルルロアといえば、この人。
モロッコ出身のMFマジド・ウルメルス。
左サイドから、鋭いドリブル、スルーパスを得意とする、
リーグでも有数のテクニシャンです。

彼が有名なのは、プレー面ではなくて、
2004年に起きた、ウルメルス事件。
http://certo-oita.from.tv/modules/news/article.php?storyid=379


当時、モロッコ代表としてプレーしていたウルメルスが、
モロッコ代表の試合で、8ヶ月の大怪我を追ったことが発端。
(しかも同僚のバドゥ・ケレがいる、ブルキナファソ戦)
この場合、ウルメルスの手術台、治療費、リハビリ期間の報酬を、
シャルルロアが支払いをしなければいけませんが、
それを、シャルルロアがFIFAに対して、
「この仕組はおかしい」と訴えたことで、世間をお騒がせしました。

当初、FIFAとシャルルロアだけの問題だったが、
FIFAがシャルルロアに圧力を掛けると、
欧州のビッグクラブが構成する、「G-14」という組織が
シャルルロアに協力したことにより、問題が大きくなりました。


というネタになっているわけですが、
ここでは、ウルメルスのサッカー選手としての紹介をします。

シャルルロアに入団したのは、2003年。
10代からプレーしている、バドゥ・ケレについで、
在籍期間が長い選手です(6年)

ポジションは主に左サイドを担当するが、
モロッコ代表にも呼ばれる程の実力者なので、
時にはトップ下でプレーすることも。
ジャッキー・マタイセン監督が就任していた頃は、
左サイドバックの人材難により、
急遽、左サイドバックでプレーしたこともあり、
守備力もそれなりに兼ね揃えた、サイドハーフです。

ただ、熱くなりやすい性格で、
ユーティリティ性がある割には、エゴイスティックなので、
使い易いのか、使いにくいのか、よく分からなかったりします。
事件のこともあるのか、移籍はしないが、
彼こそが、今のシャルルロアの象徴だと言えるでしょう。


ジュピラーな人達 Vol.13 イブラヒム・シディベ

今年始めてのジュピラーな人達。
今回は、前半戦のサプライズチーム、
サン・トライデンから、セネガル人FWイブラヒム・シディベを紹介。
$rcsc.blog-イブラヒム・シディベ

イブラヒム・シディベ Ibrahim Sidibe
生年月日 1980年4月10日
国籍 セネガル
出身地 エンギディル(セネガル)
身長 193cm
ポジション FW(センターフォワード)
背番号 19

クラブ遍歴
1997-1999 CSスファクシアン(チュニジア)
1999-2000 SCバーリンゲン(ドイツ)
2000-2001 SGヴァッテンス(オーストリア)
2001 FCヴァッカー・チロル(オーストリア)
2002 SVパッシング(オーストリア)
2002-2005 SVリート(オーストリア)
2005-2008.1 デブレツェニVSC(ハンガリー)
2008.1- サン・トライデンVV(ベルギー)

代表
2006 セネガル代表(2試合出場)


昇格組のサン・トライデンを牽引する、
長身ストライカー、イブラヒム・シディベ。

出身地はセネガルだが、プロのキャリアを始めたのはチュニジア。
それから、ドイツの地域リーグ、オーストリア2部など
1年おきに、渡り歩き、若い頃はかなり苦労していたようです。

2部のSVリートでエースで活躍してから、
昨年、チャンピオンズリーグにも出場した、
ハンガリーの名門デブレツェニへ移籍し、得点源として活躍。
その頃には、セネガル代表にも呼ばれるようになります。

だが、徐々にサン・トライデンでもポジションを失い、
今度は、当時、降格圏で苦しんでいた、サン・トライデンへ移籍。
健闘及ばず、チームは降格してしまうが、シディベは残留。
昨シーズンは、エースとして、21ゴールをあげ、昇格に大きく貢献。

サン・トライデンのスタイルは、堅い守備からのカウンター。
速いサイドを経由して、真ん中のシディベに合わせる、
単純かつ効率的なスタイルの大黒柱をになっています。
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