KVオーステンデに所属する、FWビョルン・ライティンクス(35)が、ベルギー3部のベールスホット・ウィルライクへ移籍することになりました。



下部リーグからの叩き上げで、2000年代まで3部が定位置だった、OHルーヴェンに長らく所属し、トップリーグまで昇格させた遅咲きのエースストライカーのライティンクス。2013-2014シーズンには、OHLが残留争いに巻き込まれる中、10得点をあげていた、フィジカルが強いセンターフォワードです。昨シーズンは、オーステンデへ移籍するも、29試合3得点と結果を残せず、今シーズンは大型補強の影響により、出場試合数はゼロ。オーステンデとの契約を解除し、3部のベールスホット・ウィルライクへ移籍することになりました。

ライティンクスが移籍する、ベールスホット・ウィルライクは、2012-2013シーズンを最後に破産した、ベールスホットACの後継クラブで、「KFCOベールスホット=ウィルライク」と改名後に、アントウェルペン1部(実質ベルギー5部)から再スタートすると、開幕戦に5部リーグでは異例の8000人を集めたクラブとして、ベルギーで話題となりました。その後、2013-2014シーズンに5部リーグ優勝、2014-2015シーズンには4部リーグ優勝と、着実にカテゴリーを上げてきました。

ベールスホット=ウィルライクの勢いは止まることなく、3部リーグ参戦となった今シーズンには、前身のベールスホットACでもプレーした、DFケニー・トンプソン、MFエルナン・ロサダと、トップリーグでも実績があるベテラン選手を獲得し、1年での3部突破を目指します。現在は、19試合消化し、首位と勝点1差で、暫定2位につけています。